2012年5月3日木曜日

iPhone3GSが膨れた!開いた!

昨夜(2012/5/3)iPhone3GSを充電中、突然膨れて変形した。
!!!びっくり!!! それが今朝になると、下の写真のように頭からぱっくりと割れてきた。

ネットを検索してみると、iPhoneが「はまぐりのように開いた」という事例が散見される。

このiPhone3GSを使用開始したのは、2009年9月だから使用期間はまだ3年にならない。昨年2年間使ったところでiPhone4Sに機種変したので現在はメインの機種ではないが、ラジオを聴いたりリモートカメラとして利用したりと便利につかっていた。しかし最近電池がへたってきたことは感じていた。

このような事情から、この3GSはソフトバンクとの縁は切れているので、アップルのサポートセンターに問い合わせてみた。最初に対応してくれた担当者は要領を得なかったので「上の人」に代わってもらい判明した「アップルの対応」は、『6800円で本体交換する』ということであった。そして、『電池の機能が低下するとガスが発生し膨れるようにできている。しかし本体を傷つける例はマレである』とのことだった。

【私見】 世界中の至るところでiPhoneが3年経たないうちに膨れて割れてくる事象が起こったらパニックだなぁ。リチュウムイオン電池を内蔵するという設計思想に間違いがあるのではないだろうか?この点について最初から不安を持っていたが、日常におけるiPhoneの使い易さが勝っているのでメインに使っていたのが実状である。電池は消耗するもの、という事実に立てばガラケーやAndroid携帯のように、個人で電池を取り替えることができるようにすべきであり、またアップルはiPhoneの購入者に「膨れて割れることがある」ことを事前に説明すべきだと思うがいかがなものか?

【その後】 一日経った今日は更に割れ目が広がった。しばらく観察してみよう。













(2012/5/5 追記) その後もiPhone3GSの割れ目は大きくなり内部の横幅の配線と争っていた。 そして膨れ出して丸2日経った昨晩「ポン!」と大きな音を出して割れ目の広がりはおさまった。 バッテリーの袋がガスで破裂したのであろう。アルコールのような異臭が漂っていた。
さて、この iPhone3GS をどうするか?6800円出して交換するか?分解して部品取りするか?



2012年4月1日日曜日

Android携帯でArduino(アルデュイーノ)を動かす

前回は「Android携帯でIOIOを動かす」でしたが、今回はIOIOボードの代わりに「Arduino」を制御することにします。

1) ハードウエア

まづ、Arduinoをワイヤレスで制御できるようにする必要があり、今回もBluetooth通信が出来るよう工作します。

ArduinoにBluetoothといえば、Bluetooth Modemを使うことが考えられますが、$40 ~ $65 と少々高価であり、二の足を踏んでしまいます。ところが、安い物がありました。DealExtreme.comで売っている
① Wireless Bluetooth RS232 TTL Transceiver Module      USD$ 6.60
② JY-MCU Arduino Bluetooth Wireless Serial Port Module   USD$ 8.20
です。しかも送料無料ということで、試しに購入してみました。
注文から到着まで2~4週間かかりましたが、機能は「まとも!」なものでした。

左側が①の製品
ピンを自分でハンダ付けしなければならない。写真はRX,TX,VCC,GNDの4本のピンをハンダ付けしたもの。また、このモジュールを使うには3.3Vで動作することを前提にしなければならず、工夫が必要(多分?)。


右側は②の製品
2ドル高いだけあって(笑)予め4本のピンが付いている。また、5Vで動作するようなので配線が楽。

(注)このいづれのモジュールもデフォルトでは、ボーレイト9600、認識ピン番号「1234」です。FT232RL USBシリアル変換モジュール(秋月電子通商で¥950)などで PC と接続すればATコマンドを受け付けますので、後々のため、ボーレイトを「57600」に変更しておいた方が良いでしょう。


2) Android携帯とArduino上のプログラム

2ー1) amarino プロジェクト
  Android携帯に「Amarino_2_v0_55.apk 」「AmarinoPluginBundle.apk 」をインストールします。
  一方、Arduino のために「MeetAndroid_3.zip」をダウンロードし、Arduino IDE のライブラリ環境を整えます。
  次に、ここから「amarino-examples.zip」をダウンロードします。zipファイルを解凍すると、「Amarino_Servo」および「Compass_Led」というArduinoのスケッチが入っていますので、取りあえずこれで動作を確認することができます。

(デモビデオ)
以下のデモビデオは、Android携帯上のAmarinoアプリにコンパスセンサーのプラグインを加えた状態で起動しています。また、Arduinoには上述のCompass_Led(を少し改変したもの)をアップロードしています。

(独断による評価)
amarino プロジェクトは、Android携帯電話に備わっている各種センサーを利用してArduinoにつながる各種デバイスをコントロールしようとするものであり、その利用は無料で、進化の途中にあるのでまだまだ使い易くなることでしょう。しかし、Arduinoにつながるデバイスによってそのスケッチを都度変更しなければならないという煩わしさがあります。
これを、解決してくれるのが次に紹介する「ArduinoCommander」です。

2ー2) ArduinoCommander と Firmata

Arduino には「StandardFirmata.ino」をアップロードしておきます。このスケッチは、Arduino IDE をインストールすると標準で入っています。ボーレートが 57600 に設定されているので、Bluetoothモジュールと合わせる必要があります。
以後、スケッチの変更は必要ありません。(これが Good !)

ArduinoCommander は無料のAndroidアプリです。しかし、便利に使うためには若干の費用が発生します。その内訳は
① Android携帯電話搭載のセンサーを無制限にコントロールに使う(10秒間は無料で使えるが)費用・・・・$4.99
② ①の設定をファイルに保存し、次の立ち上げ時にロードできる費用・・・$0.99



Android携帯上でArduinoCommanderを立ち上げ、Bluetoothでの接続が成功すると【上写真】のように青カラーのArduinoボードが表示されます。

Arduinoのどれかのピンをタッチすると、【下写真】のようにピンの設定画面となります。
「Digital Input」「Digital output」「Analog input」「Analog output(PWM)」
のいづれかを選び、必要な設定をし「ok」を押すと、その設定がArduinoの動作に反映されます。(この「ok」を押す行為が何とも煩わしい。ok なしでも反映されると有難いのだが・・・)

ここまでの操作は
① 携帯電話のような小さい画面で太い指で所望のピンを選ぶのはかなり難しい。(iPad のような画面ならば問題ならないかも)
② ピンの設定変更がワンタッチとはいかず、動く物をコントロールするには不向きである。
という欠点があります。

これを解消するのが、「Advanced」という機能であり、このキーを押すと、Android携帯電話が持つセンサー(Accelerometer,Magnetic field sensor,Orientation sensor,Proximity sensor,Light sensor ・・・等々)を利用してArduinoのデバイスをコントロールする設定ができます。

(デモビデオ)
下のビデオは、Accelerometer(加速度計)のZ軸方向の動きで、10番ピンに接続されたLEDの明るさを変化させるものです。



さて、私の最終目標は何か動く物(車、ロボット?)をAndroid携帯(または iPhone)からワイヤレスでコントロールすることなのですが、他に何か手段がないかを探してみたいと思います。

--- 以上 ---

2012年3月15日木曜日

Android携帯でIOIO(よーよー)ボードを動かす

Arduino(アルデュイーノ)で遊んでいると、リモート(遠隔)に何か(例えばロボット)を動かしたくなります。そんな折、「IOIO(よーよー)ボード」を見つけました。スイッチサイエンスで5,000円弱で手に入ります。

このIOIOは、Android(アンドロイド)携帯のアプリから制御できます。基本的には双方のUSBボートをつないで制御するのですが、Bluetoothに換えることが出来る!ということを知り、これに挑戦することにしました。

結果は見事にアンドロイド携帯からBluetoothを通じてIOIOボードを制御することに成功しました。以下、この経緯を紹介します。

1)アンドロイド携帯
私の所有するアンドロイド携帯は「HTC desire」で少々古いのですが、いわゆる野良ROMである「MildWild V-2.9.5」に入れ替えAndoroidバージョンは「2.3.7」に上げています。元々はSIMフリー機として英国から直輸入したもので、昨今はiPhone4Sの使い勝手が良いのでお役ご免になっていましたが、この度再び登場させることが出来ました。
Androidアプリは、以前、少しいじったことがあり、今回は紹介されていたデモアプリに少し手を加えるだけで使うことができました。

2)IOIO
IOIOボードは購入したてはハダカの状態で、電源さえつなぐことが出来ません。この基盤にヘッドソケットをハンダ付けする必要があります。私は基盤の裏側に電源ソケットを付け、15VのDCアダプタで給電しています。

なお、初期のIOIOボードではファームウエアが古く、Bluetoothを扱えないものだったようですが、スイッチサイエンスで購入したものは最新のファームウエアが入っていることを確認いたしました。


3)Bluetoothドングル(アダプタ?)

左図は、左から
     2.0
     2.1
     3.0

最も苦労したのが、Bluetoothドングルでした。
「ドングル」と「アダプタ」とはどう違うのか?未だにわからないのですが、最近売っている Bluetooth 3.0 や少し前に売られていた 2.1 などはアダプタと名前がついています。今は近所の量販店で聞いても見つからない Bluetooth 2.0 はドングルと呼ばれているようです。
私は、国内で購入できる「3.0」と「2.1」を試したのですがうまくいきませんでした。そこで何とか「2.0」(約500円)を探し出し接続に成功しました。どうやらIOIOボードに入っているファームウエアは「2.0」なら認識するようです。動作実績に上げられている「3.0」もあるのですが、発売元が中国か香港のようで、値段は安いが手に入れるには数週間かかりそうです。

4)デモビデオ

デモビデオです

2011年12月15日木曜日

Arduino UNO でブートローダー焼き(その2)

前回に続き、Arduino UNO でブートローダー焼き(その2)です。

調べてみると、色々な方法が見つかるものですな。

ユニークなArduinoシールドを発売しているladyadaがここで説明しています。

ハードはladyadaが発売するproto shield を使ったものですが、前回述べたブレッドボードを使ったものでも、そのままでいけそうです。
増えた機能は、LED x2 を使って動作確認するところで、書き込み中は緑のLEDが点滅するようになっているようです。(ようです。と書いたのは、私はまだ試していない。今度試す予定です。)

そして、ソフト(スケッチ)はこのページからダウンロードできる「ArduinoISP2.pde」をArduino本体にアップロードし、ArduinoIDEで
Tools->Burn Bootloader->w/Arduino as ISP
を選択すれば、ブートローダーが焼ける、というものです。

こちらの方が正統派みたいなので、今度は是非試してみたいと思っています。

2011年12月6日火曜日

Arduino UNO でブートローダー焼き

Arduino UNO を手に入れて10日ほど経ちました。
ブレッドボードを使い、LEDやスイッチのオンオフ、CdS(フォトトランジスタ)を使ったアナログ入力、また圧電ブザーを使った音楽演奏など一通り出来ることを試したところです。
10年ほど前に「picマイコン」で同じようなことに挑戦し、電子工作が苦手な(というより知識技能がない)私は挫折しましたが、『Arduino』はこんな私でも何か出来そうな気にさせてくれます。

さて、今後何かを作成することの手始めとして必要になるのは、1チップマイコンATmega328 のブートローダー焼きでしょう。本やネット検索で調べてみるとArduino UNO の前製品である Arduino Duemilanove によるブートローダ焼きについてはいろいろ発見できるものの UNO についてはなかなか見つかりません。

しかし、出来ました!
必要なハードは、Arduino UNO本体とブレッドボードだけ!です。
これを下図のように配線します。


(注:1)この図は ここ に掲載されています。
(注:2)Arduino UNO 基盤上には ATmega328 が刺さっていなければなりません。











そして必要なソフト(スケッチ)は
ここから optifix.zip をダウンロードして下さい。
optifix.pde を Arduino UNO にアップロードすると直ぐにブレッドボード上のATmega328 のブート焼きが始まります。

なお、私の環境は Linux ですが、当然 Windows でも変わりないでしょう。

--- 以上 ---

2010年8月23日月曜日

お昼寝 ---- 書き込みテスト

愛犬ロッシー(beagle ♂)は、ここ連日の暑さでバテバテです。

書き込みのテストをかねて、初投稿してみました。

                               --- 2010/08/23  ---
(追加)
自宅サーバ上にホームページを開設しているが、何年間も更新ができず。ブログでも始めてみるかということで、最初は加入プロバイダであるYahoo!のジオログやブログを試してみるが、非常に使いにくい。特にYahoo!ブログはOSが「Windows」であることを前提にしているようで、メインPCがLinuxの私には不向き。

このGoogleのブログは使い易い。ね!